児童発達支援管理責任者という仕事を知っていますでしょうか。
保育士や作業療法士の方で、今の給料に悩んでいるなら児童発達支援管理責任者がおすすめです。なぜなら、月給30万円も夢ではないからです。
今回は、児童発達支援管理責任者の給料事情を紹介していきます。実際に働いている僕の給料も公開しています。ではいきましょう!
児童発達支援責任者(児発管)になれば月給30万円は現実的
児発管になれば、月給30万も夢ではないですね。リアルな求人と児発管である僕の給料を紹介します。
児発管の求人
転職サイトで「児童発達支援管理責任者」の求人を検索してみましたが、月給30万を超える条件が多い印象でした。
中には月給40万円を超える求人もあり、年収にすると500万円弱になりますね。
実際の僕の給料は…
実際に放課後等デイサービスで働いている僕はというと、基本給23.5万円です。ちなみに田舎の放課後等デイサービスです。
児発管ではなく、役職もついていません。児発管はもっているので、もし児発管になることがあったら昇給するかなと淡い期待をしています。
中には給料が低い求人もある
中には児発管であっても給料が低い求人もあります。(どこ職種もそうですが…)
僕が見た中では、児発管で月給23万円という求人が見つかりました。
ただ、能力や経験によって決まるところもあるので、交渉次第では提示条件より良くなる場合もありますね。
児発管の給料が高い理由3つ【重宝される存在】
児童発達支援管理責任者(以下、児発管)の給料が高い理由は、「重宝される存在」だから。つまり、児発管の資格は価値が高いわけです。
児発管を持っている人は、この業界では重宝されますが、その理由が3つあります。
児発管の給料が高い理由3つ
施設に一人「児発管」がいないといけない
児発管が働くのは、放課後等デイサービスという施設になりますが、この施設を営業する際は児発管が一人かならずいることが法律で決められています。
放課後等デイサービス事業所においては、指導員又は保育士、児童発達支援管理責任者、機能訓練担当職員(機能訓練を行う場合)の配置が必須であり、重症心身障害児に対して放課後等デイサービスを行う場合は、指導員又は保育士に替えて、児童指導員又は保育士、さらに嘱託医、看護師、機能訓練担当職員の配置を行い、医療的ケア等の体制を整える必要がある。
放課後等デイサービス ガイドライン
児発管がいないと基本放課後等デイサービスの運営が不可能で、もしいなかった場合は減算。※減算…罰金のようなもの
これが児発管の給料が高い理由です。
児発管になれる人が限られている
児発管の給料が高い理由の2つ目が、そもそも児発管になれる人が限られているからです。
児発管になるには条件があって、
- 5年以上の実務経験
- 基礎研修と実践研修の修了
以上を満たしている必要があります。
詳しくはこちらの記事を見ていただけるとわかりますが、児発管になるにはある程度の時間が必要になるため、給料が高くなる要因のひとつです。
児発管が不足している
児発管の給料が高くなる理由の最後ですが、シンプルに児発管不足というのがあるためです。
- 児発管が施設に必須
- 児発管の資格取得は時間が必要
以上のことを踏まえると、喉から手が出るほどほしい存在なので、企業側が高い給料を提示してもおかしくありません。
この資格があると児発管になりやすい!
以下の資格をすでに持っていて、かつ実務経験もある方は児発管になるための条件をクリアしやすく、児発管への転職が向いています。
児発管になりやすい資格 例
- 保育士
- 児童指導員
- 作業療法士
- 理学療法士
- 言語聴覚士
- 教員免許
- 介護福祉士
- 臨床心理士
以上の資格を持っていて、5年以上の実務経験がある人は児発管の受験資格がありますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。僕は保育園で4年働いたあとに放課後等デイサービスに転職し、2年働いた後に児発管の資格を取りました。
今は児発管の仕事はしていないものの、転職先の選択肢がかなり増えたので取って損はなかったなと思っています。
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